いびきと睡眠の関係

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いびきと睡眠の関係はどうなっているのでしょうか。
私たちが眠っているときにはレム睡眠とノンレム睡眠があることは、知られていると思います。

いびきを改善するためにも、この2つの睡眠のことを理解することが大切です。そして、睡眠がいびきに関係しているとしたら、いびきを改善するためのヒントになるかも知れませんね。

詳しく説明しますと、「レム睡眠」は身体は眠っていますが、脳は起きて活動をしている状態なんですね。
よく夢を見る人がいますが、夢はレム睡眠の時に起こる現象で、眠りが浅いからだといわれています。

いびきを改善するためには、睡眠のリズムを整えることが大切なんですね。

レム睡眠のときには、まぶたは閉じていても、眼球は細かく動いているのです。
眼球がすばやく動いていることから(Rapid Eyes Movement)の頭文字を取ってレム(REM)睡眠と呼ばれているのです。

では、ノンレム睡眠はどうゆう状態かといいますと、大脳が休んでいることから眼球も動きません。
ノンレム睡眠は深い眠りに入っている状態のことをいいます。

いびきを改善する方法はこの睡眠をうまくコントロールできればいいのです。

私たちの眠りのサイクルは、大体眠りから2、3時間後にレム睡眠からノンレム睡眠になり、レム睡眠・ノンレム睡眠を繰り返して朝を迎えるといわれています。

そして、起床が近づくにつれて、レム睡眠の時間がだんだんと長くなって、目を覚ますのです。
私たちが健康でゆっくりと安眠できるのは、レム睡眠とノンレム睡眠のサイクルがうまくいっているからなんです。

そして、体も脳も疲れが取れて、毎日健康で生き生きと生活していくことができるのです。

しかし、いびきを毎日かくような睡眠になってしまうと、このリズムがうまく取れません。
熟睡できるノンレム睡眠状態にならないまま、朝を迎えることもあります。

レム睡眠の状態だけでは脳が起きたままになっているので、疲れがとれないだけでなく、日中に眠気が襲ってきたり、イライラしたりすることになります。

特に、慢性のいびきをかく人は、脳や体を酷使し続けることになります。
眠気が取れないことで事故を起こしてしまう可能性もありますから、いびきを改善するために、すぐに病院で診察を受け、適切な治療を受けましょう。

いびきを改善するために病院に行くのは恥ずかしいかもしれません。
大切な家族やあなた自身を守るためにいびきの治療を受けましょう。

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