2014年3月アーカイブ

いびきと睡眠時無呼吸症候群(SAS)

いびきの原因もいろいろとありますが、中には恐ろしい病気が関係していることもあります。

いびきは、上気道が狭くなることが原因で、呼吸や血液の循環に影響を与えますが、
その中で最も怖いもの。それは、いびきをかいている人の中で睡眠中に呼吸が止まってしまう人がたくさんいることです。

これは睡眠時無呼吸症候群(SAS)といいますが、現実に呼吸が止まるのです。
初めてこの様子を見た人は、大変なことが起こったと慌てるくらい長い時間呼吸が止まるのです。

睡眠時無呼吸症候群になってしまうと、睡眠中に10秒以上の無呼吸状態が1時間に5回以上、1晩(=7時間)で30回以上続きます。
しかし、目が覚めている時には、この無呼吸は起こりませんから不思議ですね。

呼吸がとなってしまうのですから、当然息は苦しくなります。
このとき脳は、息が苦しくなるので息をするように命令を出すのですが、無理やりに無呼吸状態から脱出しようとするため、大きないびきとなって響き渡るのです。

睡眠時無呼吸症候群になると、睡眠時に無呼吸状態が何度も続くことになり、酸欠状態を起こすことで血圧が上昇します。
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